20日のリザルト【時をかける早春】

くろたろう

2014年07月20日 21:14







少し天気が悪いですが、昼からは持ち直しますか?


晴れてくれないと今年初の海水浴が待っているので


夏の感じがしません




でもその前には恒例の餌やりです







実家に眠っていた二半の渓流竿…というより川でのハエ竿が出てきたので




こいつを使ってみるのが今日のテーマです



竿はD社のPS早春ハヤ45です







この竿は記憶が確かなら多分80~81年頃に買った竿です






毎月、熱心に読んでいた、関西のつりの中に連載されていた「にはんの釣り」に書かれていた



”良くメバルが釣れる竿”を自分なりに解釈して購入したものです






当時の木原名人の記事では、あまり硬調な竿は良くないような感じのことが書かれていたと記憶しますが



記憶も既にあやふやですし





まぁ今の釣りに合っているかどうかもあります







ところでこの竿は当時の釣り人が一般的に使っていたグラス竿ですが



D社の「PS」の表示があるということは一番安物です。



小売り価格で3,500円程度だったでしょうか?







ちなみに当時のD社の竿のランクは4ランクあって上位から



① CG(カーボンゴールド)

② CS(カーボンシルバー)

③ PG(ポリエステル(フェノール)ゴールド)

④ PS(ポリエステル(フェノール)シルバー)




となっていて、①と②はカーボン、③と④はグラス製ですね



①の最上級カーボンでも含有率は85%程度で、レジンを今の竿のように限界まで絞り切る技術が無かったようです




つまり「今の感覚では」”ダル”な竿が多かったですね





リールも同じく4ランクで、EX、SS、GS、STで構成されていたのはまたの機会にでも







で、早春ハヤと銘打ってますが、今も早春の名前は残ってますね





船竿の剣崎、磯竿の波濤・大島、チヌ竿の飛竜なんて名前が40年近く残っているロングランな竿ですよ




古い竿の話なんかもその内しましょうかね?







それでは横道に逸れたので、釣りに話を戻しますが



大阪市内の某キビレ場に





5:20 スタートします





普段の調子でカーボンのように竿を振ると胴~穂先の返りが極端に遅い(笑



竿を振る速度に竿全体が着いてこない感じで





スローで振らないと餌が前に行かないなと一投間からわかります(笑





その二投目に早速!




着底即ススッと道糸を持ち込むアタリが




竿を立てますが穂先が残るようなノロいあわせで(笑




それでも掛かったようでファイトします






完全に胴に乗る6:4調子



今ではほぼ絶滅した調子ですよ(笑




ファイトは竿が弱いので多少の糸鳴りがする程度ですが、まぁこれは何とか許せます



でも竿を立てて玉に誘導する時が極端に悪く、竿の腰が弱くかなり左右にブレて魚を誘導しにくい(笑






無理やり玉に放り込みます







尾びれの大きな個体は36㌢




この竿で海の魚を釣ったのか何時以来だったか?



おそらく多奈川の新日本工機裏でガシラを釣ったのが最後だったような…










次を探りますがなかなか来ませんね



その内潮の動きが更に悪くなってきて難しいです





それでも5:34 二匹目が




同じような道糸を持ち込むアタリから












魚に振り回されはしませんが、ピシャリと誘導できませんねぇ



36㌢の同型が玉に収まります







この後も竿の感じを確かめたくて探りますが来ずで




6:15終了~




やはりと言うべきか、年代を感じさせる釣り味ですよ





7/20 朝の釣果:  36㌢のキビレ2枚(全て即放流)
竿: 軟調渓流竿二間半
道糸: 2.25
ハリス: 2.0
針: チヌ5号
錘: 2B (針錘)
餌: イワガニ(親指の爪サイズ)







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